ゲスト [読書な時間]
このジャンルあの作品の呪縛から逃れらないんでしょうか?
出版社:角川書店
レーベル:角川ホラー文庫
ISBN:4-04-372803-4
価格:743円(税別)
457ページと長編物のホラー作品です。
ただ、読み進めるうちに、あの作品のイメージが見え隠れするんですよね(^_^;)
かなり影響受けているのでは?なんて思ってしまいました。
また、話をどんどん膨らせて同系列で複数の話を走らせているものだから、
どれも物足りなさ感を感じてしまいました。
特に主人公の話で序盤から終盤直前まで、
主人公に絡んで存在感の有った脇役が、
終盤手前から全然登場しなくってしまい、どうなったの?って感じを受けました。
そして、緊張感の無いまま終盤クライマックスへ突入。
読んでいるこちらが、あと30頁ほどで全部纏めて終わらされるの?と思っていたら、
もの凄く急な展開で強引にエンディング。
エンディングでも別のネタ振りで終わるので、「続くの?終わるの?ハッキリしたら?」って感じになってしまいました。
ホラー系はあの作品が売れ過ぎちゃった感が有りますね。
(あの作品って、貞○ですよ ^_^;)
なので、影響受けるのは仕方無いにしても、それでもちょっとなぁって感じに思います。
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