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千里眼 洗脳試験 松岡圭祐 [読書な時間]

完全に千里眼シリーズにハマっている私ですが(^_^;)
前回までの3作で一応の決着は見ているんですが


タイトル:千里眼 洗脳試験
作者:松岡圭祐
出版社:小学館
ISBN:4-09-403256-8
価格:本体838円+税

ボリューム感を感じる作品ですね。
総ページ623ページのお話です。
といって、読み辛いか?と言われると、全くそんな事は無くて、
最初の50ページ位を乗り越えると、後は一気に読み進んで行くという感じですね。

お話は、山の中に怪しげな団体の施設の中に4,000人もの人質が取られて、
どう助ける?という感じでお話が進みます。
また岬美由紀さん宿命のライバルのあの人との最終決戦が・・・・。
このシリーズでは、主人公である岬美由紀さんの視点と、
催眠の主人公である嵯峨敏也さんの二つの視点で物語が進むのですが、
今回の作品は二人が全く違うストーリーで走っているので、岬視点、嵯峨視点が切り替わった時にあれ?って感じる部分がありましたが、
それでもスグに世界観に入れましたね。

お話の中で洗脳なんていうものは現実には存在しないというものがあり、
一般的に言われいてる「洗脳」というものは、アメリカで「ブレーンストーミング」と言われているのを直訳しただけで、
世間で「洗脳」と言われているのはマスコミが作り出した幻影にすぎないと言う事。
私がTVを見なくなったもう一つの理由に、「TVが言っていることが絶対だ」という無言の圧力が後ろに見え隠れする事に気付いてしまったから。
何か素直に作品の言っている事に同調してしまいました(^_^;)

さて、シリーズ4作目を読み終わったのですが、
次の5作目では2作目~3作目で暗躍した、
メフィストコンサルティングとの対決再びという事なので、こちらも期待して読みたいと思います。


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