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千里眼 岬美由紀 松岡圭祐 [読書な時間]

前回のお話の続きがこの作品なんです。

タイトル:千里眼 岬美由紀
作者:松岡圭祐
出版社:小学館
ISBN:4-09-403258-4
価格:本体619円+税

前回の千里眼 メフィストの逆襲が前編で、
今回の、千里眼 岬美由紀が後編にあたります。
物語は2001年の9月を頂点とするように走り始めます。
カンの良い方ならピンときたと思いますが、例の9.11なんです。

前作で張り巡らされた伏線が、9.11に向かって走っていて、
その当日にまさにあのビルに岬美由紀さんが存在しているという話だと気づいた時は、
え?!そうなの?って感じでした。
また、飛行機誘導に関しての一つの回答を提示しているシーンがあり、
確かに現実にそれならば誘導も不可能では無いなぁと考えさせられる部分もあったりしました。

後編444頁楽しみながら読めました。
そして、解説を読んで2度ビックリ。
この作品文庫化される前に当然新書で出版されているのですが、
その新書に対して原稿用紙300枚の加筆を行っているという事なんです(^_^;)
そして、本文のお話に重要な位置を占める人物はこの文庫版のみに存在しているというのを読んで、再びびっくり。
なので、新書版と文庫版では内容がかなり違うという事になりますね。

そして、文庫版の刊行順序で行くと、ここで一度千里眼シリーズはお休みで、
1作別のシリーズが入っています。
飛ばして、次の千里眼シリーズとも思ったのですが、
その千里眼シリーズに別シリーズの主役が登場してくるので(^_^;)
おのずと、別シリーズも読まないとですね。


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