SSブログ

七瀬ふたたび 筒井康隆 [読書な時間]

映画を見る前にもう一度読んでおこうと思ってしまいました。
001.jpg
タイトル:七瀬ふたたび
作者:筒井康隆
出版社:新潮社
ISBN:4−10−117107−6
価格:定価400円(本体388円)
刷版:平成7年5月20日 47刷

映画化されるので、
外装改訂で芦名星さんの冷酷非道系の顔とか、
それが無くても、帯が映画化!って書いたものになっているのかも?
と思いながら、
書店で七瀬ふたたびを探したのですが、
変更されていなく、普通に売られていました(^_^;)
外装改訂なら、もう一冊買っても良いかなぁって思っていたので、
ちょっと残念でした。

そして、復習の意味で、
持っている七瀬ふたたびを読みました。
ちょっと忘れている部分も有ったので、
ああ、そうだと思う所が有りましたねぇ。

七瀬ふたたびは、最初図書館で借りて読んだのですが、
持っている七瀬は平成7年刷版。
水野真紀版七瀬を見て手に入れたなぁって思い出しました。

そして、読み終わって思った切なさは健在ですねぇ。
三部作中の2作目なので、まだ1作残っていますが、
私の中での火田七瀬は、この七瀬ふたたびのイメージで完成しているんので、
最後の所は、良かったのかな?でも淋しいよなぁって感じを受けてしまいました。

果たして、この最後の感覚。
映画版でちゃんと出来ているんでしょうかね。
原作に忠実を目指して作っているのであれば、
見終わった後切ないなぁってなるのを期待したいですね。

それと、文庫の表紙なのですが、昔は大体こんな感じで味気ない感じでしたよね。
いつの頃から、表紙がカラフルになったんでしょうね。
nice!(5)  コメント(4)  トラックバック(0) 
共通テーマ:日記・雑感

nice! 5

コメント 4

なっちん

おお!私が持ってるのと同じだ♪
・・・って、当たり前ですが(^^;)

私は何で知ったんだったかなあ・・・・・。

多分、小松左京さん辺りから入って(栗本薫だったかも??)、筒井さんに辿り着いたのかな?

「家族八景」読んだ時、「なんてエグイ・・・」っと思いました(^^;)
by なっちん (2010-10-03 21:57) 

こけもも:

「エディプスの恋人」はちょっと外伝というか、番外編な感じがしますよね。私の中でも七瀬はこの2巻目で完結しています。
by こけもも: (2010-10-03 22:20) 

inuneko

むっかーし、子供だったので、エディプスの恋人の印刷的仕掛けにはびっくりしました。小説でこんなのありなの?みたいな。
今のラノベならあんなもんじゃないんでしょうけど。
ダンテさんの配役には、なるほどと膝を打ちました。不安もありますが、素直な気持ちで見に行きたいです…。
by inuneko (2010-10-04 05:47) 

arkstar

>なっちんさん
小松左京作品は、最初に知ったのがTV版日本沈没で、何かとっても怖いって感覚だったりします。
映画さよならジュピターは、太陽系バランス崩れてしまうので大丈夫なの?って思ったり。
家族八景はまだ読んでないんですよね(^_^;)
やはり、七瀬ふたたびが至高なんじゃないかって思ってます。

>こけもも:さん
エディプスの恋人は読んでいて、え?え?え??って感じなんですよね。
七瀬ふたたびがグイグイと引き込むように読ますので、
何だコレ?って思ってしまうんですよね。

>inunekoさん
そうですよね。
本文中の仕掛けは読むと、おぉ~ってなりますよね(^_^;)
配役のダンテさんは、予想GUY、お兄ちゃんのイメージが有りますが、
結構ハマリ役な気がします。。

>ガッツさん
nice!ありがとうございます。

>asさん
nice!ありがとうございます。
by arkstar (2010-10-06 20:58) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0