裸眼立体視に対応する23型フルHD液晶

やはりナナオの底力ですかね？
いつものインプレスにナナオ、裸眼立体視に対応する23型フルHD液晶を開発 ～レンズを用いない独自の時差式表示を採用という記事が。

私は、今年のトレンドである3Dに関しては、
3Dメガネを使う段階で、
早かれ遅かれ廃れるよな。
今までの歴史がそうだった。
って思っていたりします。

家電のTV売り場で3D映像をデモっていますが、
大勢がブレブレの画面を見て、数人が3Dメガネを掛けて観ているという
状況は、まさに多人数で3Dが楽しめない。という状況になってると思うんです。

なので、「立体視」というのであれば、
「裸眼」であるべきと思ってたりします。

東芝が独自方式で裸眼3Dを開発していて、
最近の東芝って吹っ切れているよなぁって思ったりしていました。

そして、ナナオがまた独自方式で23型のフルHDで
裸眼立体を実現する製品を発表しました。

東芝の場合は超高解像度パネルを使っても、
見た感じはフルHDに届かない画質だったようですが、
ナナオの製品はパネルの持つフルHD(1920x1080)で裸眼立体が可能という事なんですね。

用途は走査電子顕微鏡や半導体検査装置への搭載などを想定しており、Blu-ray 3Dや3D Visionといったコンシューマ技術には対応しない。また、価格も数百万円程度になる見込み。
(^_^;)
まぁ、いわゆるプロ用ですね。
そのうち、航空管制のモニタもこんな感じで、
実際の飛行機が立体表示されていて、
管制しやすいものが出てきそうですねぇ。

最初はバリバリのプロ用でも、
そのうちのいくつかの技術がフィードバックされて、
コンシューマモデルでも裸眼立体っていうのを
当たり前にやってきそうですねぇ。

各メーカー、単純にパネル4倍速で、3Dメガネで良いんですよ。
なんて事を思っていたら、
ある日、凄い見やすく裸眼立体TVが現れて大慌てって事になりかねないので、
ちゃんと開発していて欲しいなぁって思います。

コメント 5

フライトシュミレーターなどは、3Dが向いていると思いますが、日常生活の中で3Dって必要なのか？と懐疑的な私としては、昨今の3D争いを冷たい目で見てしまっています。そんな中、ナナオの3Dが登場とは!!お値段が凄いことになっていますが、その分凄い技術が搭載されているんでしょうね。
by as (2010-11-30 21:31) 

>asさん
人間が普通にしていたら奥行き間を感じで生活していますから、
誇張ではなく、自然に見える立体視っていうのはアリだと思います。
ただ、それも裸眼ならという前提が付くと思ったりします。

ナナオも独自開発のようで、他の企業に右に倣えじゃ無くて、
イバラの道でも突き進んで欲しいですねぇ。

>chokusinさん
nice!ありがとうございます。

>こけもも：さん
nice!ありがとうございます。

>みやもっちさん
nice!ありがとうございます。

>ガッツさん
nice!ありがとうございます。
by arkstar (2010-12-01 20:04) 

>はまちゃんさん
nice!ありがとうございます。
by arkstar (2010-12-02 21:16) 

ａｓさんと同じ印象かな。
わざわざ３Ｄで見るほどのものって無い気がしているんですよね。
確かに裸眼で、それが当たり前になれば別かもしれませんが・・・。
（メガネ掛けて見なくちゃいけないなんて、習慣が無い人にとっちゃわざわざって言う感じですから）
by テレマーカー (2010-12-06 04:27) 

>テレマーカーさん
裸眼立体が普通に見てる世界なので、
3Dメガネは一時のブームのみって事だと思います。
3Dメガネの立体ブームは過去に何度も隆盛～盛衰を繰り返してますからねぇ。
by arkstar (2010-12-06 21:03)