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心霊探偵八雲 6 失意の果てに 下 神永 学 [読書な時間]

上巻読み終わったらそのまま手に取ってました。
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タイトル:心霊探偵八雲 6 失意の果てに 下
作者:神永 学
出版社:角川文庫
ISBN:978-4-04-388710-1
価格:本体552円+税

上巻で、かなり悲愴的なお話モードになっているので、
大丈夫なのか?って思っていたのですが、
やはり、主要登場人物の一人がここで・・・・
なんですねぇ。

結構なキーポジションを務めていた方なので
この後の、7巻、8巻ってどうなるんだろう?って思ったり。

ただ、不器用な人々が収まる場所へ収まってゆく様は、
導いたのかな?とも思えたりしますねぇ。
シリーズ中、ズッコケキャラのあの方が、
段々と育っているっていうのは良いですねぇ。
シリーズ物って、最初のキャラ設定のまんまで
成長しないケースが有るのですが、
事件をくぐり抜ける事で、
一つづつ確実に成長しているのは、
読んでいて良いなぁって思う部分ですねぇ。

上巻を読んで、
エンジンが掛かった状態で下巻へ読み進めたので、
下巻は本当にあっと言う間に読み切ってしまいました。
添付ファイル含めて246ページ
但し、添付ファイルも本編の後日談なので、
本編と言っても差し支えないと思います。







そして、これは今回の心霊探偵八雲がどうという事では無いのですが、
今回初の上下巻だったのですが、
上巻が256ページ、下巻が246ページ
合わせて502ページなんです。
このボリュームだったら、果たして上下巻に分ける必要が有ったのだろうか?
と思ってしまいました。

発行元が角川文庫だからなのかも知れないのですが、
千里眼シリーズ(クラッシクの方です)は、
600ページ、700ページでも1冊で完結してました。
さすがに800ページ超えになる時には、
上下巻400ページづつ位のボリュームだったのですが、
今回は、それぞれ250ページ程。

確かに上下巻に分けた方が、
一冊の金額よりも2倍になるので、
美味しいのかもしれないのですが、
ちょっと考えて欲しいなぁって思います。

昨年後半から、電子書籍ブームが来ていますが、
これが一過性で終わるのか、
それともメディアとして定着するのかは、
印刷された本のことも踏まえて、
戦略を練らないといけないんじゃないのかなぁって思います。
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as

どうやら重要人物の一人が悲しい結末を迎えてしまったのでしょうか?シリーズ物で登場人物達が成長していくのは、読んでいて楽しいですよね。500ページで上下巻は少し酷いですね。500ページなら一冊にまとまっている作品がたくさんありますからね。
by as (2011-01-04 19:33) 

arkstar

>ガッツさん
nice!ありがとうございます。

>asさん
そうなんです。
詳しくはネタバレになるので書きませんが、え?この後どうなるの?って感じだったりします。

500ページなら、上下巻に分かれる必要無いよなぁ。
2冊買ったら1000円するよ。って思いながら買いました。
500ページで1冊なら、650円?ってかんじですからねぇ。

>こけもも:さん
nice!ありがとうございます。
by arkstar (2011-01-05 21:15) 

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