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ワープロ・PC-9800のフロッピーディスク [PC]

まだニーズは有りますか?
msnにワープロ・PC-9800のフロッピーディスクを読み込めるUSB外付けドライブという記事が。

その昔、PCには絶対FDドライブが搭載されていました。
DOSの時代はFDブートが普通でしたし、
HDD主流になっても、Windows主流になっても、FDドライブは搭載されていました。
それは、OSが正常起動しなくなった時の最後の砦として、
FDでHDDが見れるツールを稼働させるためだったりしました。

CDは単体ではブートできない時代、
FDは普段使わなくても、困り果てた時の最後の救世主だったからかも?

時代は下り、BIOSがCDからのブートやUSBからのブートが出来るようになってくると、
容量1.44MBというのはとても見劣りするように。

ノートPCからFDドライブが消えた後も、かなり頑張っていたデスクトップでも
FD淘汰が始まり、WindowsXP SP2辺りが出た辺りで、
ほぼ絶滅状態になっていました。

確かに、Windows95/98の頃ってワープロ専用機とかPC9800とかとデータ交換したり、
IBM汎用機とWindowsマシンとのデータ交換もFDは必須でしたが、
ワープロ専用機、PC9800の終焉とともに、
その手のフォーマットのものは移行完了してたり。
IBM汎用機も今は普通にLAN接続なので、FDは無用だったりも。

で、記事にあるUSB-FDなのですが、
パーソナルユースでのニーズって有るのかなぁ?って思ってしまいました。
USB-FDDブートがBIOSで出来る事って、
それだったら、USB-HDDとかUSBメモリとかUSB-CDでブートしたほうがラクですし、
FDメディアの製造が殆ど終わっているので、
過去資産の読み込みになると思いますが、
多分もうCD/DVDとかに以降済か、
ファイルを既に使わなくなっているかのどちらかじゃないかと。

オフィスユースで考えたら、
最近はサーバメンテナンス用に、USB-FD必須になっている機械も有るので、
その道での活路は有るんだと思いますが、
それも、保守のことがあるのでメーカー純正に限る。って表現が。

はたして、ニッチ市場でもどれ位のニーズがあるのか不透明ですよねぇ。
価格9,980円っていうのも、微妙な線な気がしますねぇ。
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みやもっち

磁気テープ系はすでに過去の遺物だと思ってますが…(^_^;) MOやMDもそろそろ遺物になるものかと。
by みやもっち (2012-12-14 21:25) 

はまちゃん

フロッピーディスク、自分のプライベートでは使ったことないですねぇ~。
昔、会社で使ったことはありますけど…
1.44MBって300万画素の写真が1枚、入るか入らないか?ぐらい
ですよね。昔はいろいろデータが小さかったですねぇ。
by はまちゃん (2012-12-15 00:57) 

arkstar

>みやもっちさん
テープって規格が変わって現在も脈々と残ってますねぇ。
昔はオープンリールでしたが、現在はLTOとかで普通につかってますからねぇ。

>はまちゃんさん
FD、ワープロも無いですか。
そういう意味では時代だなぁって気がします。
デジカメ初期の頃には、記録メディアがFDだったりしたのですが、
容量がやっぱネックでしたよねぇ。

>ガッツさん
nice!ありがとうございます。

>ハムサブローさん
nice!ありがとうございます。
by arkstar (2012-12-16 23:39) 

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