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iPS細胞備蓄 [日々の生活]

HLAパターンを知らないので対象かどうかは不明ですが
msnに日赤、iPS細胞備蓄に協力 献血者同意すれば情報提供という記事が。

山中教授が一躍時の人になったiPS細胞ですが、
日赤がiPSバンクに協力する事になったそうです。

献血をした時に、当然白血球のパターンを調べるので、
HLAパターンはその時に分かったりします。
その上で、拒絶反応が起き辛いHLAパターンが見つかった時には、
ドナーに協力を依頼し、同意すればiPS細胞の元になる細胞の提供という流れですね。
他人の細胞を移植すると拒絶反応が起きるが、拒絶反応の少ないHLA型のiPS細胞を備蓄し、目的の細胞に分化させて移植すれば、拒絶反応の少ない早期治療が実現する。
さらっと書いてますが、
元々の再生医療では、自分の細胞からiPSで必要な臓器を作るという事ですが、
この記事に書いてあるのは、拒絶反応が少ないHALパターンの細胞を利用して、
「拒絶反応の少ない、汎用臓器を作る」って事を目指してるって事ですかね。

HLAパターン、私も過去にHLA献血を受けたことも有りますが、
あれは、私と同じHLAパターンを持っている方への輸血に利用されるもので、
汎用という訳では有りませんでした。

今回の、「医療用iPS細胞ストック」は、より拒絶反応のリスクを下げると言う事でのHLAパターン備蓄ですね。
iPS進化の礎になるのであれば、提供したいなぁって思うのですが、
自分のHLAパターンがその拒絶反応の少ないHLAかどうか本人は知らないので、
どうなのかなぁって思ってしまいます、

年明けから情報提供開始
実際の採取は来年夏頃から

夏以降、ちょっと気にかけていたいと思います。
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コメント 3

arkstar

>cyanoさん
nice!ありがとうございます。

>みやもっちさん
nice!ありがとうございます。

>ガッツさん
nice!ありがとうございます。
by arkstar (2012-12-28 20:40) 

as

arkstarさんは献血で社会貢献されていますよね。私は献血に必要条件を満たすことが出来ず、毎回追い返されてます(涙)。iPs細胞をこういった形で実用化していくと、病に苦しむ人を一人でも多く救うことが出来るようになるので、倫理面の問題もクリアにして積極的に山中教授の研究が臨床段階に移行できるよう応援したいと思います。
by as (2012-12-29 19:28) 

arkstar

>ハムサブローさん
nice!ありがとうございます。

>asさん
献血、最近はちょっと血液の比重が足らなくてNGになる事が多いんですよね。
で、献血なんですが、asさん英国での滞在歴有りますよね。
以前は1日でも渡航しているとNGだったのですが、最近は少し緩和されていますが、それでも留学されていたので、NG条件に掛かってしまうと思います。
こればっかりは、仕方ないのですが。
山中教授の研究って10年以内に花咲きそうな気がしてます。
再生医療が当たり前になって、助かる人が増えると良いですよねぇ。
by arkstar (2012-12-30 19:30) 

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