キリン 山田悠介 [読書な時間]
これだと泣けない(^_^;)
タイトル:キリン
作者:山田悠介
出版社:角川文庫
ISBN:978-4-04-100876-8
価格:本体629円+税
表紙の二人が秀才と麒麟って兄弟で、
左側が弟の麒麟。
タイトルの通り、主人公麒麟を主としてお話が進むのですが、
最初は母親の事、続いて長男秀才の事、のお話が終わってから、
麒麟のお話になり、それまでに結構なページ数使うので、
おお、やっと主人公のお出ましだなぁって感覚だったりします。
ただ、読んでていきなりの違和感が。
天才の遺伝子を持つ父親の精子を、母親が買い、
人工授精で子供を産むって流れなのですが、
「確かに父親の遺伝子は受け継ぐかもしれないけど、生まれる時には母親の遺伝子も受け継ぐの天才である保証は無いと思うけど」
っていう点。
それ突っ込んじゃうと、お話として成り立たない部分もあるので、
深く書かれてないのですが。
それと、生まれてからの教育で進む道は変わると思うので、
学校の勉強ができないからと言って頭が悪いじゃないでしょ?って所。
(これは主人公の麒麟が証明するのですが)
お話は、天才ともてはやされる秀才と、失敗作とレッテルを貼られた麒麟のお話で、
中盤以降は麒麟視点で描かれます。
で、最後に、
兄弟の父親が誰かのネタバラしを見ても、
読めてた展開だなぁって思ってしまいました(^_^;)
何か、今回は予想出来てしまってました。
で、オビに絶対泣けるって書いてるんですが、
え?これじゃ泣けないです。って感覚の方が強く。
読んでる最中も胸に迫るものも無く、
淡々と読み切ってしまいました(^_^;)
切な系と言えばそうなんですが、胸に刺さる感じが無いんですよねぇ。
想定内でお話が進むからですかね?
泣けると言えば、同氏の「スイッチを押すとき」の方が泣けるよなぁって思いますねぇ。
タイトル:キリン
作者:山田悠介
出版社:角川文庫
ISBN:978-4-04-100876-8
価格:本体629円+税
表紙の二人が秀才と麒麟って兄弟で、
左側が弟の麒麟。
タイトルの通り、主人公麒麟を主としてお話が進むのですが、
最初は母親の事、続いて長男秀才の事、のお話が終わってから、
麒麟のお話になり、それまでに結構なページ数使うので、
おお、やっと主人公のお出ましだなぁって感覚だったりします。
ただ、読んでていきなりの違和感が。
天才の遺伝子を持つ父親の精子を、母親が買い、
人工授精で子供を産むって流れなのですが、
「確かに父親の遺伝子は受け継ぐかもしれないけど、生まれる時には母親の遺伝子も受け継ぐの天才である保証は無いと思うけど」
っていう点。
それ突っ込んじゃうと、お話として成り立たない部分もあるので、
深く書かれてないのですが。
それと、生まれてからの教育で進む道は変わると思うので、
学校の勉強ができないからと言って頭が悪いじゃないでしょ?って所。
(これは主人公の麒麟が証明するのですが)
お話は、天才ともてはやされる秀才と、失敗作とレッテルを貼られた麒麟のお話で、
中盤以降は麒麟視点で描かれます。
で、最後に、
兄弟の父親が誰かのネタバラしを見ても、
読めてた展開だなぁって思ってしまいました(^_^;)
何か、今回は予想出来てしまってました。
で、オビに絶対泣けるって書いてるんですが、
え?これじゃ泣けないです。って感覚の方が強く。
読んでる最中も胸に迫るものも無く、
淡々と読み切ってしまいました(^_^;)
切な系と言えばそうなんですが、胸に刺さる感じが無いんですよねぇ。
想定内でお話が進むからですかね?
泣けると言えば、同氏の「スイッチを押すとき」の方が泣けるよなぁって思いますねぇ。
>ガッツさん
nice!ありがとうございます。
>こけもも:さん
nice!ありがとうございます。
by arkstar (2013-08-17 19:59)
今日読破したんですが、私はこの話の終盤泣きました(笑)秀才が可哀想で,いつのまにか好きになってたという。
感じ方はひとそれぞれですね。
by ななっしー (2014-07-09 17:17)
>ななっしーさん
ようこそ。
秀才に感情移入しちゃうと確かに涙腺緩むかもですね。
私は、秀才の母を捨ててからの態度がちょっと・・・(^_^;)
最後が悲劇的なのは秀才なので、主人公が秀才だったら変わってたかもですね。
by arkstar (2014-07-09 19:50)