千里眼の死角

月1冊ペースは明らかに以前より遅いですねぇ(^_^;)

タイトル：千里眼の死角
作者：松岡圭祐
出版社：小学館
ISBN：4-09-403792-6
価格：本体695円＋税

それでも冬の間の超ローペースから考えると多少は早くなったのかも？と思います。
千里眼シリーズ8冊目で、一つの集大成という感じの作品になってます。
(千里眼シリーズがこれで終わるわけではなく、この後も刊行されています)

今回はちょっと少なめ？と思える550ページの作品で、
導入から一気に、流れる世界観に圧倒。
というかシリーズを読んでいる人間から見れば、
登場人物の説明で何十ページも割かれるのはちょっとなぁって思っていましたが、
流石にこの辺りを読むのは登場人物を理解している人でしょ？って感じの進み方でした。

そして、この作品最初の頃からずっと出てきていたメフィストコンサルティングという、
組織との最終決戦的な感じになっています。
その中でも今までの作品のエッセンスを散りばめていて、
最初から読んでいると、あ、このシーンってと言う感じの描写が有り、
結構楽しみました。

さて、1冊完結の千里眼シリーズはこの作品までのようで、
次からの作品は上・下に分かれている作品なので、
もっとボリュームが上がるなぁなんて思ってます。

コメント 1

>かつぽんさん
nice!ありがとうございます。

>hidexさん
nice!ありがとうございます。
by arkstar (2007-06-05 00:27)