「振り子」が、ミューズの公式ミュージッククリップに起用

作られたブームよりこっちの方が良いですねぇ。
msnに鉄拳パラパラマンガ「振り子」が、ミューズの公式ミュージッククリップに起用という記事が。

元々の「振り子」はYoutubeで何度も目にしていて、
終盤間近の、振り子の動きを止めるように抗う所辺りで、
ジーンと来てました。

最後は、ネロとパトラッシュを思い出す感じなのですが(^_^;)
それでも、二人手と手をとって旅立つっていうのは、
見終わったら、誰かを大切にしないとなぁって思いでした。

その「振り子」がまさかのMUSEの公式PVに。
「振り子」を実際にYouTubeで見たミューズは、その完成度の高さに感銘を受け、この「振り子」を「エクソジェネシス（脱出創世記）：交響曲第3部（あがない）」の公式なビデオクリップとしてリリースすることを快諾、鉄拳とミューズのコラボという予想だにしないまさかの展開となっていったのである。

今までだったら、それなりのコネクションが無いと
コラボレーションって実現しなかったと思いますが、
ネットで世界中が結ばれているので、
Youtubeがキッカケでコラボレーションっていうのは素晴らしいですねぇ。

で、元々は3分強の長さだったのを、
公式PV化するに辺り、4分36秒の長さへ。
こういった延長が行われる場合って、
意味のないコマやカットが入って、
最初のが良かったよねぇって思ったりしますが、
公式PVでは、元々の尺では唐突で分かりづらかった所が丁寧に書かれていたり、
終盤間近の、振り子の動きを止めるように抗う所が刷新されて、
余計に心に刺さる感じに仕上がってますねぇ。

これは尺を伸ばして正解だったのではと思います。

そして驚いたのは、
何と、この「振り子」の原画1500枚を再構成した書籍の発売も決定。
12/7発売だそうで、
元々がパラパラ漫画なので、
書籍化はある意味到達点って感じがしますねぇ。

世の中作られたブームばかりですが、
心に訴えかけるものは、仕掛けなくても、
みんな支持するよなぁって思います。

もう一回観てきます。