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朗読する「読書ペン」 [日々の生活]

名作は、読むより聴くって事になるんですかね。
BCMランキングにセーラー万年筆、朗読する「読書ペン」、太宰治や夏目漱石など100作品という記事が。

「活字離れ」という事が言われるようになって久しいですが、
セーラー万年筆が発売するデジタルペン型の製品は、
文学作品を朗読してくれる読書ペンだそうです。

何だこれ?って思ったのですが、
付属の作品解説書から聴きたい作品を選び、作品ページのスタート印にペン先を当てると朗読音声が本体のスピーカーから流れてくる仕組み。
だそうで、
デジタルペンにスピーカーが内蔵されていて、
そこから朗読された音声が聞こえて来る作りのようですね。

えっと、本は「読んでこそ」だとは思うのですが(^_^;)
それでも、利用シーンのように、
読む事が困難な状態になっていたり、
海外生活で日本語のイントネーションや、日本語自体を忘れ掛けている方には良いのかも?

耳から入る情報は、目から入る情報に比べて少ないですが、
それでも、音声によるイントネーションは、耳から入るものしか理解出来ないですからねぇ。

これって、太宰治、森鴎外、宮沢賢治、芥川龍之介、夏目漱石などの超有名な人の100作品と、
ピアノ演奏曲1曲だそうなのですが、
毎月、新刊が沢山出ているので、普通の小説とかにも対応して欲しいなぁって思ったりしますね。

あと気になったのが、漢字の読み。
ちゃんと間違わずに発音するんですかね?
あ、そうか元々データ中に読みが含まれているから問題無いんですね。

それと、発音は収録済みのものを再生しているだけなんですかねぇ。
可能だったら、テキストデータそのままをリアルタイム合成で、
イントネーションも滑らかに読み上げてくれるようになったら、
「音声読み上げ」にジャンルが飛躍的に発達しそうですが。

2/6発売で、価格が2万5800円。
ちょっと微妙な線な気がしますが、
ポメラのように、ピンポイントを突いた所にニーズは存在するかもなので、
隠れヒット商品ってなるかもしれないですね。
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コメント 2

as

何だかスゴイ商品が登場しましたね。流石に書かれている文字を即座に判断して音声を流す、までは行ってないとしても、随分進化したものです。まぁ、どれくらいニーズがあるのか分かりませんが、やっぱり私は本は「読む派」ですね(苦笑)
by as (2010-02-02 21:32) 

arkstar

>Bacchusさん
nice!ありがとうございます。

>chokusinさん
nice!ありがとうございます。

>asさん
21世紀なので、だんだんミライ指向の製品が出始めたのかなぁって思います。
ただ、黙読速度と聴読速度は比較にならないくらい違うと思うのですが(^_^;)
ナビでも渋滞情報とか天候情報はリアルタイムに音声合成しているので、
そのうち、凄く滑らかに話すようになって来そうな気がします。

>ガッツさん
nice!ありがとうございます。
by arkstar (2010-02-03 13:21) 

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