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M1チップ搭載 [PC]

Wine 通しててこの速度なの?
engadget 日本版にM1チップ搭載Mac、CrossOver 20によりWindowsアプリやゲームが動作可能にという記事が。

発表になった時に、スマートフォン向けの SoC で PC 作ったら遅くて話にならないって言われてましたが、
いざ発売になると、ダントツの性能を示してて、
何か今までの PC の世界を一つ置いて行った感じもしました。

互換レイヤーソフト「CrossOver 20」がM1版Macに対応し、Windows用のアプリやゲームがほぼ問題なく動作したことが報告されています。
アーキテクチャーが完全に新しくなっているので、
周りのソフトの対応度とか気合の入れ方も違いますかね。

ただ、CrossOver 20 が M1 搭載 Mac に対応して
「Mac ソフトじゃなくて Windows ソフトがほぼ問題なく動く」ようになるのは
驚異的ですねぇ。

最近は仮想化ソフトで、OS 諸共仮想マシンとして動かす事が多いように思いますが、
Windows バイナリを Apple Silicon で動かせるようにしているのは、
また違ったアプローチですねぇ。

32ビットのインテルWindows向けバイナリを動かすさいは、Wine 5.0(LinuxやMacでWindowsアプリをエミュレートするソフトウェア)ベースのCrossOverで32ビットから64ビットにブリッジし、さらにインテル向けバイナリからArm向けに変換するRosetta 2を介するということ。水面下でこれだけ多くのエミュレートが行われながら、ほぼ満足に動くことが「クール」だと評されています。
CrossOver が Wine ベースなんですね。

Windows ソフト (x86)
 ↓
CrossOver (x86 → AMD64 ブリッジ) (AMD64)
 ↓
Rosetta 2 (AMD64 → Apple Silicon) (ARM64)
 ↓
M1(Apple Silicon) (ARM64)

って手順で、
CrossOver で Intel 64bit 化
Rosetta 2 で Apple Silcon 化
の 2 回の変換を通っているのに、
記事に載っている、 Team Fortress2 の動作画面はスムースですねぇ。

これ、Windows 向けのソフトを動作させるのであれば、
仮想化ソフト使わなくても、
CrossOver 20 使ったら、
仮想化の道じゃなくて、別の道でも Windows アプリを動かせるよ。って事ですね。

現状で、仮想化ソフトメーカーからは Apple Silicon 搭載 Mac 向けの仮想化ソフトが出来たってアナウンスは出ていないので、
Apple Silicon 時代は昔のように Wine で動かす。って事になるかもですね。

Cross Over の公式サイトを見ましたが、
Cross Over の価格が、
買い切りの $39.95 USD
1年サポート付きの $59.95 USD
ライフサイクル中サポート付きの $499.95 USD
のラインナップ。

ライフサイクル中サポート付きは個人にはちょっと(^_^;)
な価格なので、
1 年サポートの有無で検討ですね。
1 年間の無償アップグレード有りかどうかで、$ 20 USD の差。
と思ったら、1年サポート付きが良いのかなぁって思いますねぇ。
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